なぜコンビニ経営をすることになったのか、その後

 

前回はコンビニ経営を始めることになって、その後コンビニのみに仕事を絞った経緯でした。

今回はその後から今に至るまでの話。

コンビニをメインでしっかりやっていくぞと決意し、その時点では店舗も二店舗あったため、複数店舗でのコンビニ経営のビジョンを持っていました。

当初は売上の比較的高くかつ良い契約内容での店舗と、売上は全然底辺だけど、経費がその分かからずに少ない労力でやれる店舗で、利益も好調でした。

私はこれは楽勝だと簡単に考え、次々と出店をし、一時期は6店舗まで拡大しました。

が、そんなに甘くないのがコンビニ経営です。

次々出店したものの、好調だった店舗が近くに競合ができたり、老朽化で費用がかさんだりで利益が大幅にダウン。出店した店舗も計画時の予測売り上げよりも全然低く、出店費用もその都度融資を受けていたため、莫大な借金。

複数出店すればその分利益も店舗に応じて増える、そんな甘い夢物語は一年経たずに消え去りました。

今では売上が低い店舗を閉鎖して、店舗を3店舗に縮小し、個店の力を高めることにして日々借金の返済に必死です。

ですが、苦しい時期を共にしたスタッフや、当時のお客様ともいまだにつながりがあったり、同じ悩みやコンビニの未来を語り合えるような同世代の仲間もできました。

今はそんな仲間とまだまだ苦しいながらも変革を向かえそうなコンビニ業界の明るい未来を信じて、その時がいつ来てもその波に乗り遅れることないように情報交換したり励ましあったりして過ごしています。

仲間と情報源、これらはほんと私の宝です。